開発日記 2025-04-09
約1ヶ月ぶりの開発日記です。刮目せよ!
進捗とか
先月はなかなか忙しく、この日記もほとんど書けていませんでした。締め切りがあり、β版としてゲームを一通り完成させる必要があったからです。
本来は3月末に完成する計画だったのですが、予想外に作業がふくらんで遅れてしまい、それでもようやく......この日記を書いているということは......少し余裕ができたということで......
ついに、SAEKOのβ版が出来上がりました!!!!

β版という用語は、人によって色々なものを指すと思いますが、私は「バグは残ってるし調整は必要だけど製品版と同じプレイができるビルド」くらいに思っています。というわけで今はまだ、バグ修正や演出の微調整など、製品版の発売に向けてやらないといけないことがまだまだ残っています。まあでも、1つ着実に前に進んだということで、まずは一旦喜びたいと思います。
ちなみに、β版完成がやや遅れた理由として、「思いついたアイデアを片っ端から実装しまくったから」というのがあります。このゲームもそうで、冴子のケータイ画面からプレイできるちょっとしたアクションゲームなのですが、巨大娘を扱ったゲームらしいアイデアがいくつか盛り込まれています。
SAEKOを作るにあたって、いわゆるフェチ的な要素との兼ね合いは常に悩んできました。SAEKOは巨大な女の子が出てくるし、性的な主題もいくつか出てくるゲームではあります。ただ、自分が作るゲームは特定の性癖の人が興奮できるシチュエーション集ではなく、性癖に関係なくノベルゲームとして全員が楽しめるものに仕上げたいと考えています。
体験版公開後、多くの方にそのノベルゲームとしての良さを評価していただけたことは、私にとってとても嬉しい出来事でした。一方で、特に海外のインターネットでは「もう少しエロくして欲しい」「●●のシチュエーションが足りない」という意見があり、特に多かったのは「足(靴・靴下・太ももetc)で潰されるシチュエーションが欲しい」ということで......
Now we are a proper fetish game
— SAFE HAVN STUDIO (@safehavn.dev) 2025年4月9日 13:56
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実装しました。わーっはっは。嬉しいか貴様ら!
いやまあ、上に挙げたコメントは全体の1%くらいです。自分もあまり気にしてないというか、そういうコメントが全然無くても同じものを実装したと思います。
巨大娘のゲームというと、縮小学園やグリムグリッターなど、成人向けの分野で多くの偉大な先人たちが存在します。いずれも印象的で好きなギミックがあり、いつか自分でも真似したいと考えていました。
今回、ブーツによる踏み潰しを実装したのは完全に自分の趣味ですが、こういう定番ギミックをうまいことミニゲームとして組み込んだことで、SAEKO本編の雰囲気を損なうことなく、過去の作品へのリスペクトもなんとなく示すことができたんじゃないかと思います。「ノベルゲームとして面白いうえに、ちゃんとフェチのゲームでもある」みたいな。同じようなオマージュはあと1箇所ありますが、それは製品版でお見せできたらいいなと思います。
おわり
開発日記ってこんなに包み隠さず書いてたっけ......?久々で怖くなってきた。開発しながら考えてることとか、発売前からガンガン書いているので、作品の解釈を楽しみたい人は読まないほうがいいかも。発売日の発表とか、新しいスクリーンショットとか、重要な事実はできるだけSNS等で公開するので。
おわり!